突撃！ブロガーリレー

まずはタエさんよりいくつか質問をもらっています。

知り合ったのは２０代前半かな。当時の親方の紹介で浜松のお店で修行中に。女房が任されたお店の女将さんの姪っ子でホール係だったんです。朝から晩まで顔を合わすうちに親しくなったんですよ。

それはまたパートナーとして出会うべくして出会いましたね。

でも最初はそのお店で働く気はなかったんです。当時名古屋で修行を終えて、地元豊橋で自立できる店を探してたものですから、何でまた浜松で雇われで・・ってね。あの時は頼まれた親方の顔をたてる為、会うだけ会って断るつもりで一緒に店を訪ねました。訪ねてみたら女将のとなりに若い女性が居たんです。その日の帰りの車の中で親方に『やっぱりあそこで働きます』ってね（笑）

あはははは（笑）

動機不純ですねぇ（笑）、きっかけ作ったのは奥様じゃないですか！完全に一目惚れですね。

昔から板前なんていうと遊び人が多くて・・・とか言われるんですが、早朝から深夜まで、それに週末も仕事ですから女性と出会う場所なんて無いんですよ。

確かに出会いの場も、時間も限られますね。

帰りの車で『やっぱやります！』なんて聴いて親方もビックリしていたのを覚えていますよ。

２年近く一緒に働いていて休みも一緒ですから、その間にデートを重ねていくうちに自然とそんな雰囲気に・・・だったから、プロポーズの言葉はないかなぁ。

ですね。

では次の質問、同じ自営の妻として気になるのですが、お忙しい中、奥様はいつ家事をしていらっしゃるのですか？

家事は昼間の休み時間ですね。夜は店の帳簿付けもやってくれてますから。本当にフル稼働で２階とお店のある１階を走って行き来していますよ、頼もしいパートナーです。

全くしたことがないですね（笑）、どこに何があるかもわからないね。

お客さんにもよく言われるんですが、一切しないですね。自分がずっと調理場に入っているので普段は一切手を出さないです。僕が『魚料理が食べたいなぁ』って言うと、女房が『自分で捌いて食べれば？』と言うんです。でも、それじゃ嫌なんです。自分で料理して食べるではなく、違った場所で出てきたものを食べたいんですよ。自分で作って食べるなら要らないもんね（笑）

わかります！わかります！（笑）逆にこういうお仕事をされているのでやらないんでしょうね。家庭では亭主関白な感じですか？

昔はいろいろあったんだけど、歳を重ねると共に全ては女房あってのものだと分かってきたからね。出会った頃の若いときの男女関係からだんだん変わって、労わる気持ちが強くなってきたかな。ここまでやってこれたことは連れ添いの力は本当に大きいからね。だから少々の事は昔は許せなかったようなことでも、今は気にもならないことも多いです。尻に敷かれているというのではなく、【大きく包んであげられるもう一回り大きな男になろう】という気持ちに変わってきたんです。それが労わる気持ちかなぁ。

歳をとれば分かるよ（笑）

では次の質問。残りの人生、苦労をかけた（共にした）奥様にこれからしてあげたいことは？

そうだね。自営で商売をやっていると一般的な会社員に比べると波乱万丈だと思うんです。厳しい時期もあった中でお金のやりくりも全てやってきてもらって今があるんです。だからこそ二人で楽しい老後の思い出を作っていけたらいいですね、肩の力をぬいてね。

なるほど。ゆったりと時間を楽しめるといいですね。

時代の流行でホームページを作ったときに業者にブログというものを教えてもらって、少しづづ触れてみるようになったんです。そのうちに豊橋に地元の人が集うブログサイトがあることを聴き、どすごいブログに登録・移行しました。

ではブログ歴も長いのですか？

どすごいブログの歴史とほとんど変わらないですよ。ネットが注目され始めた当時、セミナーが好きでいろいろ参加していたんだけど、分からない事だらけで。それでパソコン教室に通うようになり、相性の良い先生との出会いもあってパソコンも上達出来たし、パソコン自体を楽しめるようになってきてPOP作りやブログ更新も知識や技術がついて積極的になりました。

地元の魚を美味しく食べていただきたいと一番に考えていますね。旬の魚を少しでも新鮮なままと思って直接市場へも出向いています。それから京都の料亭へ鱧料理の出稽古に行ったこともあります。

いろいろな話題で盛り上がれそうですね♪