突撃！ブロガーリレー

まずはネットピークスさんからのリレー質問です。

古民家カフェはちどりとなった物件に出会ったきっかけ、エピソードがあればお聞かせください。

僕は起業して５年くらいになるんですが、街中活性化の活動に参加していて、僕の店の前にこの場所で桜カフェを営んでいた方に知り合ったことがきっかけです。その方がお店を閉めるタイミングで、『次やらない？』って声をかけていただいて。

では、街中活性化の活動に参加していなかったら繋がらなかった出会いですね。

そう思います。
もともと桜カフェも街づくりのために営まれていたので、思いを継いで街づくりのために営むのなら貸すよってことで。

思いに共感した方ならってことですね。新城市は街づくりの活動も盛んな地域かと思いますが、その活動をしようと考えたのは？

僕はこの仕事を始める前は豊橋市で会計事務所で働いていたのですが、農業のお客様などを見ているうちに農業活性化に関心を持って起業し、地元に戻って農業を始めたんです。
その頃から農業は地域にとても密接に繋がっていることを強く感じて、農業活性化には地域活性化も欠かせないことと思って街中活性化の活動にも参加するようになりました。

なるほど。

ただ、最初の１年目は全く分からないので、どんな活動をしているのかと思って色々なところに顔をだしていたら、前オーナーさんと繋がったんです。

スイカだけだとシーズンが限られるので、農業活性化のためには通年で出荷できる環境が必要だと感じたんです。それで有機野菜に取り組み約５０種ほどは出荷できるようになりました。
そんな時にこの場所と巡り会い、多くの方に野菜を食べてもらうことも活性化には大切だと思い、開店させました。農家の六次産業化は国も推していますし、農家レストランは流行でもありましたし。

お客様の反応はどうですか？

最近は特に食品の産地や製造法の安全性が話題になっていますよね。店頭でも野菜を売っているんですが、生産者の顔が見えていることや地元地域という安心感というものは消費者の方々から強く伝わってきますね。お店を持ったことでお客様と直接話が出来る場が持てるのも双方にとってプラスになっていると思います。僕も直接声がきけることは嬉しいですし、何よりも楽しいです。

もちろん地元中心です。
うちは古民家カフェと名乗っていますが、実質は農家レストランなので、健康志向や美容志向の人が多いですね。３０代くらいからの奥様が主ですかね。

会計事務所時代に起業願望はあり、その中に飲食店経営もありました。僕自身、過去に飲食店での接客経験はあっても料理は得意ではないので、当初から僕は接客担当で料理は誰かに任せてという考えはありました。
ただ、開店の話が突然だったので準備は慌てましたね。募集をかけて出会えた良いスタッフにも恵まれて今があります。
今でもお店運営はほぼスタッフに任せています。
基本方針が“街づくりカフェ”として経営している店なので、スタッフ各自が“街のために何が出来るか”を目的にとらえて積極的に役割分担してくれています。ブログもスタッフとのコミュニケーションになってるんですよ。スタッフがブログから僕の思いを感じ取ってくれていますから、僕が言わなくても動いてくれますね。お店の雰囲気も含め、周囲が自分の求める方向に動いてきてくれていると感じられますね。

お店のこだわりは？

自己啓発本からオールジャンルアニメ、ハチャメチャホラー系と幅広いですね。はちどりさんのアイデアやパワーの源ですね。